患者さんと
ご家族へのインタビュー
〜血友病と生きる
私たちのいろんな気持ち〜
血友病の患者会で出会った友だちに支えられ、治療をはじめ、いろいろなことにチャレンジできるように。-C君(中学生)とお母さん(3/5)
居住地の患者会やボーイスカウトに参加。
小学校入学後しばらく経った頃から、友だちと仲良くできるように。(お母さん)
「こんな平謝りの毎日は嫌だ」と辛い日々を過ごす中、何とか状況を改善しようと、息子が4歳の時に地元の患者会に参加するようになりました。最初に参加したのは『もちつき大会』で、そこで息子は“心の友”と呼べる友だちに出会いました。
また、私の幼なじみのお父さんが、自ら団委員を務めているボーイスカウトの見学を勧めてくれ、息子が5歳の冬に『もちつき大会』に参加させてもらいました。『もちつき大会』に良い印象しかない息子は、その場でボーイスカウトへの参加を決めました。
以来、息子は患者会では、同じ病気を抱える同じ年ぐらいの友だちや先輩、後輩と仲良く遊び、ボーイスカウトでも後輩から同級生、先輩まで多くの友だちと共に、家族単位ではとてもできないさまざまな経験をしています。このような中、息子は友だちとのつき合い方が分かってきたのか、自分に自信が持てるようになったのか、小学1年生の秋ぐらいまでは友だちとの喧嘩も絶えなかったのですが、それ以降はこれまでのトラブルが嘘のようになくなり、毎日友だちと楽しく過ごしているようです。